
サンディエゴに留学・駐在予定。現地で運転するなら、国際免許ではだめなんだよね?サンディエゴで免許とるってどんな感じなんだろう…?事前に知っておくべきこととかある?
そうした疑問にお答えします。
2年間のサンディエゴ生活では、ほとんど毎日車で移動していました。夫婦ともにカリフォルニア州の運転免許を取得しましたが、日本とは全く事情が異なるアメリカの運転免許取得までの道のり。今回は免許取得に関する驚きの体験についてご紹介します。
本記事で分かることは下記の通り。
- アメリカ サンディエゴで運転免許取得にかかる料金
- 国際免許とカリフォルニア州運転免許の違い
- アメリカ サンディエゴの教習所について
- アメリカ サンディエゴで運転免許をとるまでの流れ
- 試験に合格してもカリフォルニア州運転免許が簡単に手に入らない?

これからアメリカで車を運転する予定の方、必見です!
一部の内容はYouTubeでもまとめているので良かったらご覧ください。
アメリカの駐車に関するルールは下記記事にまとめています。
目次
- アメリカ サンディエゴで運転免許取得にかかる料金はいくら?
- 国際免許があってもカリフォルニア州運転免許の取得が必要
- アメリカでは運転免許取得のために教習所に通う必要はない
- サンディエゴで運転免許をとるにはDMVで手続きが必要
- サンディエゴのどのDMVで手続きする?混雑状況など加味して予約
- サンディエゴで運転免許を取得するにはまず筆記試験
- 筆記試験に合格すればカリフォルニア州運転仮免許ゲット
- サンディエゴでの運転免許の実技試験を予約する
- 実技試験当日までに車購入、保険加入が必要
- 実技試験当日は免許取得済みの同乗者を連れていこう
- 実技試験の試験監督は色んな人がいる
- 合格しても簡単に手に入らないカリフォルニア州運転免許
- 実技試験に合格しても、仮免許を更新しないといけない?
- アメリカ運転免許取得のメリット
- まとめ:アメリカ サンディエゴでカリフォルニア州運転免許を取得するまでに知っておくべきこと
アメリカ サンディエゴで運転免許取得にかかる料金はいくら?

日本では運転免許取得のために教習所に通う必要があり、免許取得に2-30万円ぐらいします。
それに比べてサンディエゴでは$39で取得可能と格安。
さすが車社会のアメリカですね。
最新情報はこちらです。↓
カリフォルニア州DMV公式サイト
https://www.dmv.ca.gov/portal/driver-licenses-identification-cards/licensing-fees/
国際免許があってもカリフォルニア州運転免許の取得が必要
夫も私も日本で国際免許は作っていきました。
しかし、長期間サンディエゴに住む人は渡米して10日以内にアメリカの免許を取得しなければいけません。

10日以内なんて、間に合うのかな?

間に合わなくても大丈夫でした。
周りには間に合ったという人を聞いたことがありません!
とは言っても、もし警察にお世話になったりすることがあれば、国際免許だけだと不利になることもあるそうです。
カリフォルニア州の免許取得は早めに済ませておきましょう。
アメリカでは運転免許取得のために教習所に通う必要はない
日本のように教習所に通う必要はありません。
家族や友人に運転の仕方を教えてもらい、実技試験にのぞむのが一般的なアメリカ。
そのせいなのか、運転技術が日本以上にばらつきがあるように思いました。
運転が不安な場合は、個人で教習スクールに通うこともできます。
有名なスクールもありますが、友人が大絶賛していたのはこちらのブログのマックスさんという方。
https://ameblo.jp/anshinmotors/
低料金で丁寧に教えてくださるそう。
教習スクールを今もされているかは不明なので、気になる場合は問い合わせてみてくださいね。
ちなみに私は日本で運転していたので、サンディエゴで教習には通っていません。
しかし車のことで困ったことがあったときに、偶然このマックスさんにお世話になる機会がありました。
お電話でしかお話したことがありませんが、とても良い印象だったのでおすすめです。
サンディエゴで運転免許をとるにはDMVで手続きが必要

DMVは本当に仕事がゆっくりなことで有名で、映画「ズートピア」でネタにもされているぐらいです。
時間に余裕を持ち、覚悟して臨みましょう。
サンディエゴのどのDMVで手続きする?混雑状況など加味して予約
サンディエゴにはDMVがいくつかあります。
どこで手続きをしてもOK。
通いやすいところ、予約が空いているところを選びましょう。
私はあまり何も考えずに一番周りでポピュラーだったクレアモントのDMVで手続きをしましたが、非常に混雑しています。
ヒルクレストのDMVに友人の免許取得に同行した際は、クレアモントよりも混雑していませんでした。
「エルカホンやパウウェイだと田舎で実技試験が簡単」という話も聞いたことがあります。
クレアモントの実技試験は比較的交通量が多く、混雑しているので初心者ドライバー向きでないのかもしれません。
実技試験中、バスが邪魔なときに来てしまい少し焦った記憶があります。
しかし実際に自分が運転することになりそうなエリアで取得されるほうが取得後の運転にも自信が持てるのでおすすめです。
サンディエゴで運転免許を取得するにはまず筆記試験
DMVのホームページで筆記試験の予約をとります。
大体かなり先しか予約がとれず、その時点で渡米から10日を過ぎてしまうことがほとんどです。
予約日までにたっぷり日にちがあるので、それまでに試験勉強をしましょう。
ネット上に過去問がたくさんありますので、探してみてください。
日本語でも試験が受けられますが、日本語訳が変で難問になっているものもありました。
英語ができる方は英語で受けられることをおすすめします。
筆記試験に合格すればカリフォルニア州運転仮免許ゲット

筆記試験が合格したら、仮免許を取得できます。
免許を持っている同乗者を乗せて運転をしても良いという状況になり、実技試験に向けて運転の練習を始めます。
国際免許を持っている方はそれまでに練習をしてしまっても良いでしょう。
サンディエゴでの運転免許の実技試験を予約する
筆記試験と同様、なかなか予約がとれないことが多いので、早めに実技試験の予約をしましょう。
DMVのサイトからオンラインで予約ができます。
実技試験当日までに車購入、保険加入が必要
試験当日は、日本のように教習車で試験を受けるのではありません。
保険に入っている車を自分で用意しておき、その車で実技試験を受けます。
つまり、免許がない状態で車を用意し、保険に入っておく必要があります。
免許の試験用にレンタカーすることもできると聞いたことがありますが、定かではありません。
私たちは渡米前に購入する車を日本人の中古車ディーラーで予約し、渡米数日後で納車してもらいました。(保険加入は村上恭子さんにお手伝いしてもらいました。)
詳しくは下記記事をご覧ください。
実技試験当日は免許取得済みの同乗者を連れていこう
車をDMVに持っていく時点ではまだ仮免許。
免許を持った同乗者と行くことが必須とされています。
試験当日に一緒に行ってもらう人が見つからなくて、日本で運転してたし国際免許もあるし…と一人で試験を受けに行った友達がいます。
試験監督に、同乗者を連れてきてと言われて、必死でその辺にいる人をつかまえたそうです。
余計な心配をしないためにも、免許取得済みの同乗者を連れていきましょう。
実技試験の試験監督は色んな人がいる
試験監督によっては、異常に高圧的だったり、厳しい人がいるようです。
そういう監督にあたるかも、と事前に覚悟をしていきましょう。
合格しても簡単に手に入らないカリフォルニア州運転免許
免許は実技試験に合格すれば必ずすぐ手に入るというものではありません。
本来は合格後1週間ぐらいで郵送されてきます。
しかし数ヶ月たっても免許が届かないという事例をよく耳にします。
日本では考えられませんが、サンディエゴに限らずアメリカDMVあるあるだそう。
実技試験に合格しても、仮免許を更新しないといけない?
免許が届くまでは仮免許を使用しますが、仮免許には3ヶ月の有効期限があります。
失効すると免許取得の手続きが最初からやり直しになります。
3ヶ月たっても免許が届かなさそうな場合は、仮免許を更新する手続きが必要。
DMVに手続きの予約の電話をするのに数時間待たされ、予約をとってもDMVで数時間待たされる、そんな話はザラです。
DMVの仕事が遅いせいなのに、そのために仮免許を更新しないといけないなんてひどすぎるシステムです。
下記は、免許がなかなか届かなかった友人たちの声です。
- 免許が届かないまま帰国することになった。
- 誰々にメールを送ると免許が届くらしい。
- SNSにクレームの書き込みをすると免許を送ってもらえるらしい。
幸い、夫も私も1週間ぐらいで免許が郵送されてきました。
しかし当事者になるとたまらないですよね…。
アメリカ運転免許取得のメリット
そんな面倒な運転免許取得ですが、手に入れば日本と同様、身分証明や年齢確認のIDになり便利です。
- クレジットカードを使うとき
- お酒を買うとき
- レストランやブルワリーでお酒を飲むとき
- クラブに入店するとき
など、IDの提示を求められることが多々あります。
日本ではお酒購入の際に年齢確認をされたことがないアラサーの私でも、アジア人は若く見えるらしく何度かID提示を求められました。
免許がなければパスポートを出す必要があるので、パスポートを携帯したくない方は免許をとることをおすすめします。
なお、アメリカ国内旅行で飛行機に搭乗する際、今までは通常の免許でOKでしたがREAL IDというものが必要になるようです。
これから渡米される方はチェックしておいてくださいね。
まとめ:アメリカ サンディエゴでカリフォルニア州運転免許を取得するまでに知っておくべきこと
サンディエゴでカリフォルニア州運転免許を取得するまでに知っておくべきことについてご紹介しました。
- アメリカ サンディエゴで運転免許取得にかかる料金
- 国際免許とカリフォルニア州運転免許の違い
- アメリカ サンディエゴの教習所について
- アメリカ サンディエゴで運転免許をとるまでの流れ
- 試験に合格してもカリフォルニア州運転免許が簡単に手に入らない?
免許取得に少しでも役に立てれば幸いです。
下記記事も参考にしてみてくださいね。
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