家族のアメリカ留学に帯同するメリット6選・デメリット3選

家族のアメリカ留学に帯同するか悩んでいる。メリット・デメリットを知りたい!

私は夫のサンディエゴ留学に帯同し、夫婦で2年間滞在していました。私の場合は帯同してよかったと思っていますが、よくなかったこともありました。どういったメリット・デメリットがあるのかをご紹介しますので、帯同を迷っている方の参考になれば嬉しいです。

今回は、以下のような方に役に立つ記事になっています。

  • 家族のアメリカ留学や赴任についていくか迷われている方
  • ご自身が家族を連れてアメリカ留学や赴任に行くかどうか迷っている方

当時子どもはいなかったので、お子さんがいるご家庭とは事情が異なることも多いと思います。一部参考になれば嬉しいです!

今回の一部の内容は動画でもまとめているので良かったらご覧ください。

家族のアメリカ留学に帯同するメリット6選・デメリット3選

家族のアメリカ留学に帯同するメリットは下記6つ。

  • 英会話をがんばる環境づくりがしやすい
  • 異文化交流ができる
  • 日本からだと行きづらいアメリカ旅行先にいける
  • ボランティア、環境問題への関心が強いアメリカで自分の意識がかわる
  • 日本についての興味がわく
  • 家族の絆が深まる

一方でデメリットは下記3つ。

  • ホームシックになる
  • 仕事にブランクができる可能性がある
  • 歯科・産婦人科受診は保険外となることがある

まずはメリットから詳しくご紹介します。

アメリカ滞在中は英会話をがんばる環境づくりがしやすい

「アメリカ滞在中は英会話をがんばる環境づくりがしやすい」

とても回りくどい表現ですね。「英会話が上達する」とはあえて書きませんでした。よくある勘違いなのですが、アメリカに住んでいれば必要に迫られて勝手に英会話が上達するわけではありません。アメリカで留学や仕事をする家族は別ですが、帯同するご自身に必要な英会話は、スーパーやレストランなどでの限られた英会話だけです。

スーパーで使える簡単3文英会話

スーパーでは大抵この3ラリーで英会話が成り立ってしまいます。

店員さん
店員さん

Hi! How are you?

さりー
さりー

Good!

店員さん
店員さん

Do you need a bag?

さりー
さりー

No bag.

店員さん
店員さん

Have a good day!

さりー
さりー

You too!

これ以外のことを言われたら、苦笑いすれば察してくれます。

日常英会話ができるようになるには、英会話をする機会に入っていくなどの努力が必要です。アメリカ滞在中は、日本にいるときよりもそうした環境づくりがしやすいです。夫のサンディエゴ留学に帯同した筆者が、アメリカ滞在中に英会話が上達したカギとなったのは以下です。

それぞれについて詳しくは以下の記事でご紹介しています。

>>【知らなきゃ損!】UCSD留学生の家族向け無料アクティビティ体験談

>>【ネイティブと格安で】UCSD留学生におすすめなマンツーマン英会話English in Action(EIA)とは

>>【無料】サンディエゴのおすすめ英語語学学校│ESLの体験談

英会話をする環境に入っていくのに自信がなく少しでも対策をしておきたい方や、普段の英会話に加えて自宅でも英会話を学びたい方には、ご自宅でオンラインで英会話を学べるDMM英会話は利用している人も多くおすすめ。今なら25分の無料体験レッスンが2回受けられます。

夫も筆者も英会話が苦手にもかかわらず、さほど対策をしないまま渡米してしまいました。(スピードラーニングを通勤できく程度。)対策せずに渡米してしまっても、何とかなります。しかし渡米前に少しでも英会話対策ができていれば、渡米直後の色んなトラブルにも少しは対処できたかもと悔やむこともありました。1レッスン25分なので、DMM英会話を体験してから渡米してみるのも良いですね。

多民族国家アメリカで異文化交流の機会がもてる

ESLでの異文化交流イベント

異文化交流ができたり、いろんな国に友達ができたりするのも多民族国家アメリカに帯同するメリットのひとつ。持ち寄り形式のポットラックパーティーで色んな国の食事を楽しんだり、色んな国の独特の文化について話をきいたりすることができます。

写真は、語学学校で異文化交流イベントがあったときに撮影したものです。語学学校については下記記事でまとめています。

>>【無料】サンディエゴのおすすめ英語語学学校 ESLの口コミ

日本からだと行きづらいアメリカ旅行先にいける

憧れのイエローストーン

日本からはアクセスしづらいアメリカの旅行先に行きやすくなるのも、アメリカ帯同のメリット。日本からアメリカは遠いので、相当な決意をしなければ簡単に旅行には行きづらいですよね。筆者はグランドキャニオン国立公園やイエローストーン国立公園にとても憧れていましたが、日本からだと遠いのであきらめていました。しかしサンディエゴ滞在中にどちらも行くことができました。

日本では無名でもアメリカでは人気の旅先へも行くことができました。詳しくは下記記事をご覧ください。

>>レンタカーで4泊5日グランドサークル旅行記 おすすめの回り方と年間パスで安く回る方法

>>【サンディエゴから3泊4日】大自然が楽しめるおすすめ観光スポット&国立公園 4選

>>【サンディエゴから日帰り観光】日本では知られていないおすすめ穴場スポット3選~サンディエゴ周辺の国立公園も~

ボランティア、環境問題への関心が強いアメリカで自分の意識がかわる

ボランティアや環境問題について、日本よりもアメリカのほうが関心が高いように思います。今でこそ日本では「SDGs」の影響で環境問題への関心が高まっていますが、筆者もアメリカに行くまでは、ボランティアや環境問題についてはどこか他人事で関心がありませんでした。しかし周りの意識の高さに影響され、ボランティアも環境問題も小さなことから始められることを学びました。

筆者は夫の留学先の大学UCSDで、留学生家族向けの無料プログラムに参加していました。英会話だけでなく様々な経験ができましたが、これもボランティアの方々のおかげで成り立っています。詳しくは下記でご紹介しています。

>>UCSD留学生の家族向け無料アクティビティについて

こうした経験は筆者の場合、日本にいればできなかったと思います。

アメリカでたくさん質問されるので日本についての興味がわく

UCSDの異文化交流イベント

アメリカでは日本のことについてたくさん質問されます。日本について無知であることを知ることができました(笑)そして日本についてもっと知りたいと思えるようになります。自分で勉強するのが難しい方は、中田敦彦さんのYouTube動画がおすすめです。

アメリカでの苦難を乗りこえて家族の絆が深まる

セドナにて

夫婦二人とも初めての海外生活で英語もできないままの渡米でした。とても苦労しましたが、なんとか2年間無事に過ごせたこの経験は夫婦の絆を深めてくれた気がします。上記はセドナのデビルスブリッジで撮影したものです。おすすめモデルコースについては下記でまとめています。

>>【アメリカ セドナ旅行】3泊4日のおすすめ観光モデルコース~サンディエゴ発

ここからはデメリットをご紹介していきます。

日本の家族や友人に会えずホームシックになる

UCSD_Sun_God

アメリカにいれば、日本にいる家族や友人にすぐ会えずホームシックになるかもしれません。ビデオ通話をすることもできますし、予想していたよりはホームシックにはなりませんでした。サンディエゴはとても魅力的なところで、日本から家族や友人を2年間で11回案内しました。おすすめモデルコースは下記でまとめています。

>>【穴場アリ】サンディエゴ3泊4日観光おすすめモデルコース

>>サンディエゴを1日で満喫したい!おすすめ観光モデルコース

アメリカ滞在中は仕事にブランクができる可能性がある

サンディエゴで歯医者見学させてもらいました

日本でリモートでできない仕事をされている方は、お仕事を休んだり辞めたりする必要があり、ブランクができてしまいます。リモートでできる仕事であっても、日本とアメリカの時差で働きづらい可能性も。

しかしアメリカでの経験を帰国後のご自身のお仕事にいかすことができたり、帰国後に新しいキャリア形成をするきっかけになったりすることもあります。

筆者は日本で歯科医師をしていますが、英会話が渡米前よりできるようになったことで、英語しか話せない患者さんとコミュニケーションをとりやすくなりました。アメリカの歯科医院を見学する機会をいただけて、日本では経験できない学びもありました。今こうしてブログやアメリカ生活情報を発信できているのも、アメリカに帯同したおかげです。

ご自身のビザによってアメリカで働けるかどうかは決まっています。就労ビザを取得してアメリカで仕事をしていた友人もいます。もしアメリカで仕事をできるのであれば、ブログやYouTubeなどでアメリカ生活情報を発信するのはとてもおすすめです。ご自身の記録にもなるし、たくさんの方に役立つことができると思います。

ブログ作成にはWordPressがおすすめです。書籍「お金の大学」でとても有名なリベ大がおすすめしているレンタルサーバーConoHa WING(コノハウィング) はブログ初心者の筆者が最初から使っていますが、利用者が多くおすすめです。なにか分からないことがあったときにネット検索すれば解決策が出てくるので助かっています。

アメリカでの歯科・産婦人科受診が保険外となることがある

アメリカ滞在中の歯科・産婦人科の受診が保険外となり高額請求になる可能性があります。

歯科に関しては渡米前に治療を完了しておけるよう、余裕をもって歯科医院を受診しておくのがおすすめです。数ヶ所治療が必要な場合、全ての治療を完了するまでに数ヶ月必要なことも。理想は、渡米が決まったらすぐ歯科を受診してください。早めに治療が完了すれば、定期健診をして渡米に万全にそなえられます。

産婦人科に関してはアメリカ滞在中に妊娠を希望する場合は保険の種類に注意してください。予期しない妊娠の可能性もあるので、渡米前にどの保険に加入するかしっかり考えておきましょう。

まとめ:家族のアメリカ留学に帯同するメリット6選・デメリット3選

家族のアメリカ留学に帯同する6つのメリットは以下。

  • 英会話をがんばる環境づくりがしやすい
  • 異文化交流ができる
  • 日本からだと行きづらいアメリカ旅行先にいける
  • ボランティア、環境問題への関心が強いアメリカで自分の意識がかわる
  • 日本についての興味がわく
  • 家族の絆が深まる

デメリット3つは以下。

  • ホームシックになる
  • 仕事にブランクができる可能性がある
  • 歯科・産婦人科受診は保険外となることがある

当時は子なし夫婦だったので、自分たち2人のことだけを考えておけばよかったのですが、お子さんがいる場合はお子さんのことも心配になりますよね。子どもがいるかどうか、どれぐらいの期間に渡米するのか、などによっても状況は違います。今回の内容が少しでもお役に立てれば幸いです。

英会話対策にご紹介したDMM英会話は利用者が多く1レッスン25分と短時間なのでおすすめです。今なら無料体験レッスンが2回受けられます。渡米前に少しでも英会話の不安を取り除きたい方や、渡米後に外で英会話を習うのが不安な方はぜひご自宅でレッスンを受けてみてくださいね。

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